ドイツ鉄鋼大手のティッセン・クルップ(TK)は16日、デュースブルグ製鉄所で導入する直接還元鉄(DRI)プラントで使う水素の入札を開始したと発表した。2028年から水素の利用を初め、早ければ29年にも同プラントで全量水素での還元製鉄を目指す。 TKは同製鉄所の高炉4基のうち、1基を年産能力250万トンのDRIプラントへ転換する計画。26年末...