熱延コイルの国際市況で、再びアジア市場での陥没ぶりが目立ってきた。年明けから欧州や米国市場では一段高の展開となっているが、アジアは先週から軟化基調に転じ、鉄鋼メーカーの値上げ提示にも反応は鈍い。中国市場が来月の旧正月(春節)を前に不需要期を迎える一方、先月の鉄鋼減産から一転して増産し需給が引き締まりにくく、中国影響や減産の実行度合いがアジアと...