――メーカーとして、23年の普通線材製品業界の総括を。 「歯を食いしばって価格を維持した一年だった。輸入ロットの安値に引きずられるかたちで国内の素材価格が弱含む中、製造にかかるエネルギーコストは高止まり、薬品類や油などの副資材、運送費、労務費などの諸コストが高騰。需要面は建築・土木ともに鈍く、採算を確保するため需要見合いの生産や工場における可...