「気付けば還暦。忙しい時もがむしゃらに仕事と向き合って、常に向上心を持って前に進んできた」と振り返る。 印象に残るのは1990年代から2000年初頭の鉄鋼不況の時期。業績的にも設備投資などの施策を打てずに大変苦労したが、新たに産業用シャフト製造の事業を立ち上げて、顧客対応や打ち合わせなどで全国を奔走した。「あの時の経験があるからこそ、今では...