ベトナムの高炉メーカー、フォルモサ・ハティン・スチール(FHS)は先週、来年1~2月積み熱延コイル販価をトン当たりCIF620ドル程度にすると取引先に伝えた。前月からは30ドル程度の値上げとなる。 FHSのホット販価が600ドル台に達するのは実質7カ月ぶり。採算悪化で8月にも610ドルへの値上げを試みたが、中国から流入する安値の輸入鋼材が止...