ブラジルの資源大手ヴァーレは12日、高炉原料の焼結鉱の代替となる鉄鉱石ブリケットの生産工場の稼働を開始したと発表した。焼結鉱に比べ生産時の二酸化炭素(CO2)排出量を約10%削減できる新タイプの鉄鋼原料で、2024年で約250万トンを生産する計画。将来的には600万トンまで引き上げる。 ヴァーレの鉄鉱石ブリケットは粉鉱石を低音域で固めた原料...