米国の熱延コイル市況が再び「別世界」の様相を呈してきた。10月を境に世界のホット市況は総じて上昇しているが、アジアのトン当たり600ドル、欧州の700ドル台前半に対し、米は先週時点で1100ドル台半ば。2カ月余りで400ドルもの値上がりを見せ、5月以来の高値に戻している。