熱延コイルの国内販価で8月以降、期中値下げを余儀なくされてきたベトナムの高炉メーカー、フォルモサ・ハティン・スチール(FHS)が今月は4カ月ぶりに建値を維持したまま売り切った。 FHSは今月中旬、12月積みホット販価を前月から30ドル値上げしCIF590ドルにすると取引先に伝えた。昨今はアジア市況の低迷で打ち出した建値では注文が集まらず浸透...