北欧の鉄鋼メーカー、SSABは、フィンランドのラーヘ製鉄所で年間1千万ユーロ(約16億円)を超える固定費削減で従業員と合意したと発表した。 SSABは域内の需要低迷を受けて9月からラーヘで運営体制の見直しに向けて交渉を行っていた。労働慣行の見直し、ジョブローテーションやマルチスキルの促進といった組織の柔軟化で合意したことで、人員削減は回避さ...