――厚板事業を取り巻く環境について。 「造船分野は造船メーカー各社が数年分の受注残を確保しており、人手不足等により建造ピッチを上げるまでには至らないものの、昨年と比べて環境は良くなっている。鋼材需要で見ると、通期では前年並みの270万トン程度とみているが、来年度以降、少しずつ増えていくとみている」 「建機向けも底堅く推移しており、特にマイニン...