欧州の厚板メーカー、ディリンジャー・ヒュッテは、圧延機のスラブプッシャー炉を改良更新したと発表した。投資額は2600万ユーロ(約40億円)で、洋上風力向け大単重鋼板の大量生産をより強化する。 同炉により、世界で最も極厚とされる板厚600ミリの半製品・スラブを直接加熱できる。従来の台車式炉床炉と比べ生産性が大きく向上し、合わせてエッジフライス...