JFEスチールは16日、液体アンモニアを貯蔵するタンク用厚板を開発するため、スチール研究所倉敷地区(岡山県倉敷市)に専用の試験装置を導入したと発表した。液体アンモニアを用いた試験はこれまで外注で対応していたが、自前での試験体制整備が必要と判断。脱炭素化を背景にタンク用厚板の需要が急速に高まるとみて、開発を加速する。 試験装置は今年10月末に...