日本製鉄とJFEスチールの7~9月期(2Q)における鋼材輸出比率(金額ベース)は、円安がさらに進行する中でも前年同期にほぼ近い水準だった。為替は1ドル=144円程度と前年同期から7円ほどの円安に振れたが、アジアの熱延コイル市況はトン当たり500ドル台後半で低迷が続き、欧州や北中米といったアジア以外の市況も急速に軟化。金額ベースでの輸出比率は...