米国で熱延コイル市況が急騰している。鉄鋼メディアのカラニッシュによると、先週末時点でショートトン当たり750~830ドル(メトリックトン換算で870ドル前後)と、前の週から約100ドルもの値上がりをみせた。 9月中旬から行われてきた全米自動車労組(UAW)によるストライキがさほど鋼材需要の落ち込みを招かなかった一方、先行きの不安感からサービ...