高炉3社が高水準の研究開発投資を維持している。2023年4~6月期は3社そろって研究開発費(連結ベース)を積み増し、合計額は352億円と前年同期比5・7%増えた。前年同期を上回るのは2年連続で4年ぶりの高水準だった。各社とも製鉄プロセスの脱炭素化が急務となっており、研究資源を重点的に振り向けている。 4~6月期実績を企業別にみると、日本製鉄...