JFEスチールは3日、風力発電プラント向けに量産化の準備を進めていた大単重厚板が初めて採用されたと発表した。具体的な採用先や受注数量は非公表だが、台湾の沖合で計画されている着床式の洋上風力向けで、風車を支える基礎構造物「モノパイル」の素材となる。 受注材の生産拠点は西日本製鉄所倉敷地区(岡山県倉敷地区)で、今年6月から量産に入った。製品はモ...