神戸製鋼所の業績が上向きはじめた。現行中期経営計画の最終年度となる今期(24年3月期)は、目標となる連結経常利益1300億円の達成を視野に入れる。鉄鋼事業の収益改善に加え、電力、機械事業の好調も収益を支えている。足元の事業環境や、今後の注力分野などを山口貢社長に聞いた。(高田 潤)