神戸製鋼所・山口貢社長に聞く/今期経常益、目標の1300億円視野に/鉄鋼事業の安定収益確保/粗鋼600万トンでも可能/還元鉄技術生かし脱炭素追求
神戸製鋼所の業績が上向きはじめた。現行中期経営計画の最終年度となる今期(24年3月期)は、目標となる連結経常利益1300億円の達成を視野に入れる。鉄鋼事業の収益改善に加え、電力、機械事業の好調も収益を支えている。足元の事業環境や、今後の注力分野などを山口貢社長に聞いた。(高田 潤)
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