中国・宝山鋼鉄は主要鋼板類の8月の国内販売価格を決め、熱延・冷延コイル、電磁鋼板など、ほぼ全品種を100元(約2千円)値上げした。4カ月ぶりの値上げとなる。春以降は市況下落が続いていたが、東アジアミルの多くが収益難に陥り、これ以上の値下げがしづらくなったことで、相場は下げ止まり状態になっていた。ただ、需要に力強さが見られず、値上げへのきっか...