中南米鉄鋼大手のテルニウムは20日、2月に公表していた半製品・スラブの新工場建設地をメキシコのヌエボ・レオン州ペスケリアに決定したと発表した。年末に着工し、2026年上期の稼働を目指す。 テルニウムは21年にペスケリア工場で年産能力440万トンの熱延ミルを稼働させたが、スラブはブラジル事業などから輸入している。260万トンの電炉と210万ト...