ステンレス世界大手のオウトクンプ(本社・フィンランド)は21日、鉄鋼業界で初めて安全点検ロボットの活用を開始したと発表した。今月独クレーフェルト工場に1台配備したのに続き、年内にフィンランドとスウェーデンの工場にも導入して合計3台を稼働させる予定。検査作業の一部をロボットに移行することで、酸性領域の検査などで従業員の危険物質への曝露時間を8...