中国市場における需給緩和を背景としたマーケットの悪化から、中国・宝武鋼鉄集団など東アジア鉄鋼大手の収益が低迷している。韓国ポスコ、台湾・中国鋼鉄(CSC)も1~3月期は大幅減益ないしは赤字脱却ができず、東アジアメーカーは苦戦を強いられている。4~6月期は各メーカーともに販価を押し上げたものの、「値上げ幅が足りず、採算確保にはまだ遠い」との声が...