中国・宝山鋼鉄は、7月の主要鋼板類の国内販価を決め、全品種据え置きとした。6月は全面値下げとなったが、市況に下げ止まり感が生じていること、また需給バランスの改善が見られることなどから今回は据え置きとなった。 しかし、採算難はいまだ解消されていないため、「秋の需要期を迎える8~9月販価では値上げするのではないか」(営業担当)との声が聞かれ、次...