神戸製鋼所の2023年度の設備投資額(連結、工事ベース)は前年度比約39%増の1350億円となる見通しだ。前年度を上回るのは4年ぶりとなる。 今年度は加古川製鉄所(兵庫県加古川市)で約150億円を投じ、厚板ラインの主要設備となる仕上げ圧延機を更新する。老朽化対策と同時に製品の品質・納期対応の向上につなげる狙いで、工事は下期に実施する。 本体...