阪和興業の中川洋一社長は12日の決算会見で「前期の売上高は2兆6682億円だが、(22年3月期以前の)旧基準では3兆1千億円と創業以来初の3兆円超えを果たせた」と、好調な実績を強調した。 財務面でも商品先物価格の下落により長期差入保証金などが減少し、借入金の返済を進めて負債を圧縮。「ネットDEレシオ(純負債資本倍率)も前の期の2・4倍から1...