中国最大の鉄鋼生産地・河北省唐山市豊南区で、市政府による粗鋼生産の減産指令が伝わり、市場が反応している。8日の上海先物市場では熱延コイルの取引価格(10月限月)が急伸し、トン当たり3700元台半ばへと先週末から100元強の値上がりをみせ、9日には3週間ぶりに3800元(約550ドル)台を付ける場面があった。 市政府の減産指令は今年の粗鋼生産...