アジアの熱延コイル市況が下値を追う展開になっている。中国・上海先物市場のホット取引価格が一段安となり、これをベンチマークするスポット取引の買い手からはトン当たり600ドルを割るビッド(指値)が出回った。 上海先物のホット価格(10月限月)は今週に入り3800元(約550ドル)を割り込んだ。最も出来高が多い限月取引ではゼロコロナ政策を解除する...