関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼流通協会(OSA)薄板部会は3月の薄板流通動態調査をまとめた。コイルセンター各社が在庫調整を続ける中、熱延・冷延で自販・加工の在庫率が低下した。市中では酸洗を中心に歯抜けも見られるようだが、熱延と冷延は9カ月連続で自販在庫率が2カ月を超えており、やや高水準な在庫率となっている。 品種別の総計在庫率を見ると、...