全国厚板シヤリング工業組合がまとめた2月の鋼板流通調査によると、出荷量は前月比7%増(前年同月比3・5%増)の15万3730トンとなり、前月実績を3カ月ぶりに上回った。2月単月で15万トン台超えとなったのは、コロナ禍影響が鮮明になった2020年以降では初めて。 1月が「近年にない落ち込み」(関係者)だった反動増も加わったとみられる。需要環境...