北関東地区では今週に入って市中荷動きが鈍化傾向となっている。アジア向け新規輸出が上昇する中、9日の関東鉄源協同組合による輸出入札を控えて市況の先高観が台頭。購入価格が高値にある電炉メーカーでも「好調だった先週に比べ入荷の勢いは落ちている」(購買担当)との声が聞かれた。一方、市中ヤード業者では引き続き品薄感が強い。建築解体からの老廃発生は一定...