ステンレス世界大手のオウトクンプ(本社・フィンランド)は現地19日、2月15日にトルニオ工場に3基あるフェロクロム炉のうち休止中の1基を再稼働させると発表した。同炉は電力価格の高騰により昨年9月から一時的に停止しており、少なくとも2023年1~3月まで再稼働を遅らせる計画だった。電力価格に基づくフェロクロム生産の最適化は3炉とも継続しており...