熱延コイルの国際市況がにわかに騰勢を強め、輸出市場をめぐる動きも急変してきた。 先週には中国や韓国、インドミルなどが相次ぎホット輸出のオファーを撤回。トン当たりCFR500ドル台の新規商談は姿を消した。 こうした情勢を受け、ベトナム鉄鋼大手のフォルモサ・ハティン・スチール(FHS)は来年1~2月出荷分の熱延コイル販売価格をトン当たりCIF6...