米国が鉄鋼、アルミニウムに追加関税をかけた「通商拡大法232条」について、WTO(世界貿易機関)はこのほど、協定ルールに整合的とする米国の主張を退ける判断を下した。米・通商代表部(USTR)はこれを受け、WTO判断を拒否する声明を発表。米国は今後、上級委員会に上訴するとみられる。WTOの上級委は現在機能不全に陥っており最終判断が棚ざらしにな...