日本製鉄は1日、瀬戸内製鉄所・広畑地区(兵庫県姫路市)で、新設した電気炉での商業運転を開始したと発表した。同地区の主力製品、ハイグレード電磁鋼板の電炉での製造が可能となった。 日鉄は2030年度までに、大型電炉(処理量約300トン=1チャージ)での高級鋼製造技術を確立したい考え。広畑での電炉操業を通じて、大型電炉の操業技術に関する知見を蓄え...