人手不足が深刻な鉄筋加工業界で、賃上げや残業ゼロなどの処遇改善で人材確保を推し進める動きが活発化している。住宅基礎鉄筋大手のメークス(本社・茨城県守谷市、社長・武藤眞一氏)も、来春から技術職の初任給を6万円高い月30万円に引き上げる。今年10月からは現職の従業員の基本給(職務手当含む)も30万円を下限にした。人員を増やすことで来年4月には工...