針金(亜鉛めっき鉄線)メーカー各社の申請により、経済産業省と財務省が2021年から進めてきた中国と韓国の溶融亜鉛めっき鉄線に対する不当廉売(アンチ・ダンピング=AD)の調査結果が早ければ年内にも判明する見通しだ。不当廉売が認められれば暫定措置として仮関税が課税される。市場関係者は来年以降の針金輸入の動向に注視している。