日産自動車は、2022年度下期から支給価格の単価表を改定し、磨棒鋼や冷間圧造用(CH)鋼線などの特殊鋼棒線製品について、二次加工賃を最大トン当たり9千円引き上げると取引先各社に通知した。棒線二次加工賃の引き上げは16年以来6年ぶり。他の自動車メーカーも加工賃の引き上げに前向きな姿勢を示しており、今後は追随する動きが広がりそうだ。