関西地区の店売り薄中板市場は、コイルセンター(CC)各社が仕入れ調整を継続しているものの高水準な在庫率で推移している。荷動きは7~8月を底として9月は回復基調にあり、販売量が日当たりで増加しているCCも見られる。ただ、市場を大きく刺激する建築案件は乏しく、在庫率の大幅な低下は期待薄との声が市中ではは多い。 関西コイルセンター工業会と大阪鉄鋼...