関西地区の形鋼市況は、上伸力に乏しいが、メーカーの価格重視の姿勢が緩まず、流通は上げも下げもできずこう着した展開が続いている。形鋼市況の現状と今後の展開を占ってみた。停滞する相場 今年に入りメーカーは、鉄スクラップ高を背景に3~5月契約で1万5千円値上げした。足元の相場は、H形鋼、アングル・チャンネルともベース=12万3千~5千円で、年初と...