日本冶金工業は18日、同社の二相ステンレス「NAS64」(SUS329J4L)を素材として子会社のナストーアが製造した溶接鋼管が、電源開発(J―POWER)の鬼首地熱発電所(宮城県大崎市)に110トン採用されたと発表した。 地熱発電は、火山地帯の地中深くから噴出する二相流(蒸気と熱水)から取り出された蒸気を使って発電する。J―POWERは1...