日本製鉄は2022年度の設備投資額(連結、工事ベース)を前年度実績比10・5%増の4500億円程度とする計画だ。 主な案件を見ると、上工程では瀬戸内製鉄所広畑地区(兵庫県姫路市)に建設していた電気炉が完成し、22年内の営業運転を目指して総合的な試運転を進めている。広畑の電気炉はイタリアの製鉄機械メーカーのテノバ製。転炉を用いる既存の鉄源設備...