日本製鉄は4日、2023年3月の連結事業利益(IFRS)が8千億円になるとの見通しを発表した。過去最高だった22年3月期の9381億円には届かないものの、これに次ぐ高水準の利益を確保する計画。鋼材需要は足元で自動車向けを中心に伸び悩んでいるが、コスト低減や鋼材販売価格の引き上げなどを徹底する方針で、一過性利益を除いた実力ベースで6000億円...