JFEスチールが、転炉での鉄スクラップ利用を拡大し、製鉄時の二酸化炭素(CO2)排出削減につなげている。転炉にスクラップを多量投入しやすい新しい溶銑予備処理方式を全4地区の製鉄所に導入したことで、2021年度は13年度比で年間約17万トンのCO2排出削減を達成した。 転炉を活用する新方式の溶銑予備処理によるCO2排出減効果を21日に公表した...