日本高周波鋼業の前3月期は売上数量増、販価改善、コスト削減などで増益だったが、今上期は原材料コストの上昇に製品価格の改定が追い付かず、経常赤字の見通し。藤井晃二社長は「同じ経営環境が続くわけではない。原材料も製品の需給環境も激しく変化する中で、前期と同じやり方をしていては利益は残せない。変化に対応し、新しい年度に新しい挑戦をする」と話す。下...