鉄筋コンクリート造(RC造)に用いる異形棒鋼の市場価格が関東地区で5千円続伸し、過去最高値を更新した。鉄スクラップの高騰がやまず、4月から電気料金など生産コスト全般が上昇したことで電炉メーカーの売り腰がさらに強まったためだ。需要家のゼネコンは2月以降の急激な値上げに抵抗感を示してきたが、一部の電炉が建値を追加で1万円上げたことで先高観も強ま...