9日午前に起きた溶銑漏れトラブルで出銑を一時停止していた日本製鉄・九州製鉄所大分地区(大分市)の第1高炉が11日午後6時ごろ、送風を再開した。約2日半ぶりの再開となる。 高炉から出た溶銑を流して運ぶ「大樋(おおどい)」が破損し、溶銑が漏れ出るトラブルが発生したため、操業を一時見合わせていた。大分第1高炉は炉内容積が5775立方メートルで、大...