オーストリア鉄鋼大手のフェスト・アルピーネは、リンツ製鉄所で自動車用鋼板のテストセンターを新設し2月から運用を開始した。投資額は2300万ユーロ(約30億円)で、冷延鋼板や溶融亜鉛めっき鋼板、電気亜鉛めっき鋼板(EG)、電磁鋼板などを対象に、サンプルの95%は完全自動で行う。 新センターではデジタル技術を導入し、2023年冬にかけて自動化の...