日本鉄鋼連盟は4日、鉄鋼業の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年度で13年度比30%減とする新しい削減目標を発表した。従来は、設備投資などの積み上げによって削減努力を評価する「BAU方式」で目標を掲げていたが、新目標は真水の削減量で評価する「総量削減目標」とした。30年度時点の粗鋼生産量を9千万トンと想定。生産変動による削減に加え、鉄スク...