神戸製鋼所は9日、2024年3月期連結決算を発表した。経常利益は前期比50・6%増の1609億円となった。鋼材の販売数量減少やアルミ板事業における損失など減益要因はあったものの、鋼材の販売価格改善や神戸発電所4号機の稼働などが利益を押し上げ、全体では増益を果たした。 売上高は2兆5431億円(前期比2・9%増)、営業利益は1866億円(同約...