国土交通省が30日公表した建築着工統計を基に試算した2023年度の鉄骨需要量(換算鉄骨量)は、前年度比9・4%減の391万450トンだった。400万トンを下回るのはリーマン・ショック直後の2009年以来14年ぶり、マイナスは2年連続。中小・大規模建築物ともに出件が振るわず、前年割れが5カ月あったことが響いた。 構造別で見ると、鉄骨造(S造)...