日本鉄鋼連盟が4月30日発表した普通鋼鋼材の需給速報によると、3月末の国内向け在庫量(メーカー・問屋在庫)は543万1千トンとなり、前の月に比べ4万7千トン(0・9%)増加した。増加は3カ月連続だが、同月の国内出荷量が約9%増加したことで、在庫率は168・8%と、2月末に比べ約14ポイント低下。在庫調整が一段と進んだ。 在庫率は2カ月連続で...